かつて子どもだった大人と、子どもがいっしょに楽しめる!
杉並アニメーションミュージアム『世界名作劇場』企画展

きょうだい連れて今日はどこ行く!? Vol.4

子どもたちがお休みの週末、夫は仕事できまって不在! 出不精でぐうたらなママと男女のきょうだいが楽しめるおでかけ先を探し求めて…いや、本当は家にいたいんですけれどね。

ママが夢中だった『赤毛のアン』に娘と息子も…
子どもたちがテレビアニメを見ている隙に、家事をやっつけてしまおうと精を出すわたし。
きっとわたしだけではないはず!…と思いたいのですが、いかがでしょうか。
「お母さんもいっしょに見ようよ~」と、たびたびお誘いを受けるのですが、つい…ねえ。
家にいるときは、子どもといっしょに何かをするのは意外と少ないのかもしれません。

そこで今回のおでかけ先は、『杉並アニメーションミュージアム』。
4月17日(日)まで開催されている企画展『日本アニメーション40周年展 ~世界名作劇場とともに~』の展示のひとつとして、世界名作劇場シリーズのアニメ作品が上映されるのです。
世界名作劇場といえば、小公女セーラや若草物語など、子どものころ毎週楽しみにしていたのを覚えています。
はやりのアニメよりも、ドラえもんやクレヨンしんちゃん、ちびまる子ちゃんやサザエさんなど、母親であるわたしも慣れ親しんだアニメが好きな子どもたち。
きっと、世界名作劇場シリーズも気に入るはず!
そして、あれやこれやの家事も目に入らないので、わたしもいっしょに楽しめるはずです!

アニメシアターでの上映作品は日替わりで、この日上映されたのは『赤毛のアン』。
「完結編」といって、物語全体のあらすじがわかるように45分にまとめられているので、幼いころに観ていたママはもちろん、初めて観る子どもだってすんなりとストーリーに入っていくことができます。

子どものころ大好きだった赤毛のアン。
わたしが観ていたのはどうやら再放送だったようなのですが、繰り返し放送されるほど愛された作品だったのでしょうね。わたしもエピソードのひとつひとつをよく覚えていて、とても懐かしく感じるとともに子どものころのようにワクワクしてしまいました。
赤毛のアンは女の子の心をつかむよね~と思いつつ娘を見ると、案の定彼女の目はキラキラ。
すっかり気に入って、完結編の前編だけでなく後編も見ることになりました。
後編が始まって、「かわいそうだからもう観たくない」と言い出したのは息子。
それもそのはず、後編には悲しい別れのエピソードが盛り込まれていて、わたしもボロボロ泣いているところでした。
結局、ラストを待たずに退場したのですが、息子なりに物語を味わった結果のことだったのでそれもまたよし。
鑑賞無料であるうえに、なんと入館も無料! 諦めもつくというものです(笑)。


自分が描いた絵がアニメーションになる体験も!
アニメ放映のほかには、アニメ制作体験をはじめとするワークショップも開かれています。
今回は、動くアニメーション作りにチャレンジしました。

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お手本の絵を1枚1枚描き写します。
線をなぞるだけなので、4歳の息子にもきれいな絵が描けました。
わたしもいっしょに体験したのですが、ひたすら線をなぞる作業はなかなか楽しいもの。
描き写した絵はパソコンで取り込んでもらい、実際に動かして見せてもらえます。
子どもたちは自分が描いた鳥が飛ぶ様子を見ては驚き、ゆっくり羽ばたいたり早く羽ばたいたりという変化にケラケラ笑っていました。

このほか、アフレコ体験やアニメのデジタル制作体験、オリジナルの絵を描いてパラパラマンガを作ったりと、展示を見るだけではなく実際にやってみることができるコーナーが満載です。
正直なところ、アニメーションの原理を理解するにはまだまだ幼いわが子たち。
それでも理屈抜きにおもしろかったようで、いろいろなブースを回りました。
アニメの美術館といえば三鷹の森ジブリ美術館が有名ですが、体験できる楽しさが味わえる杉並アニメーションミュージアムも子ども連れにぴったりですよ。



(文:河野能子)



<杉並アニメーションミュージアム>
住所:東京都杉並区上荻3-29-5 杉並会館3階
開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日)
入館料:無料

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ライタープロフィール

河野能子
7歳の女の子と4歳の男の子の母親。会社員時代、「好きなことを仕事にしたい! しかも、通勤せずに仕事がしたい!」と一念発起。転職して会社勤めのライターを経験したのち、めでたくフリーのライターに。念願はかなったものの、外出しないことによる女子力の低下が目下の悩みです。