
少しずつあたたかい日も増えてきて、春を感じることが多くなってきました。
でも、花粉症の人にとっては、花粉真っ盛りのこの時期は憂うつかもしれませんね。
ママは花粉症ですか?
1位 | 花粉症ではない | 58% |
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2位 | 花粉症である | 42% |
花粉症ではない人のほうが少し上回ってはいますが、4割以上もの人が花粉症で悩んでいるというのは驚きです。
30代、40代になってからかかったという人もいますが、子どもの頃から花粉症に悩まされているママも多かったです。
お子さんは花粉症ですか?
1位 | 花粉症ではない | 83% |
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2位 | 花粉症である | 17% |
お子さんの場合は、まだ8割以上が花粉症ではないようですが、すでに花粉症という人は、3、4歳からかかったと回答した人が多かったです。
花粉症予防のために、多くのママたちが、外出のときはマスクとメガネをつける、洗濯物を外に干さない、掃除をこまめにするといったことを実践しているようです。
花粉症にいいといわれている乳酸菌を積極的に摂っているという声も多くあがっていました。
こうした努力をしていても、なかなか抑えられない人も多いようで…。
そこで、花粉症にまつわるエピソードを教えてもらいました。
「外から室内に入って、仕事を始めたら、くしゃみが連発して止まらなくなって、仕事がなかなかできずに困ったことがある」(5歳・男の子のママ)
どれだけ対策していても、くしゃみ、鼻水を完全に止めることはできず、仕事に支障が出て困っているママ、パパも多いようです。
「箱ティッシュを抱えて仕事をしている」(7歳・男の子のママ)
「主人が花粉症で1日1箱ティッシュがなくなる…」(9歳・女の子のママ)
というように、この時期はティッシュが友だち、という人も。
「夫婦ふたりとも花粉症なので、薬がなくなって補充してなくてケンカになったことがあります」(9歳・男の子のママ)
「家族は全員花粉症なので、花粉を持って帰ると怒られる」(1歳・女の子のママ)
「一家そろって花粉症なので、春は毎日花粉症の話題でもちきりです」(2歳・女の子のママ)
花粉症の季節ならではの家族模様があるようです。
「目がかゆくてこすってしまい。マスカラがおちてパンダ目になる…」(2歳・男の子のママ)
せっかくメイクしても、何回も鼻をかんだりしてすぐにとれてしまうので、花粉シーズンはスッピンが多いという人もいました。
こんな、びっくりエピソードがあるママも。
「個人面談で目は真っ赤、鼻をすすっていたら、『おかあさん、泣きたい気持ちはわかりますが』と先生に言われてしまった」(6歳と3歳・男の子、1歳・女の子のママ)
「マスク、花粉症メガネ、帽子で幼稚園の周りを歩いていたら不審者だと思われて危うく通報されそうになり、困った」(13歳と11歳・女の子、8歳・男の子のママ)
「旦那の実家が米農家なのに稲花粉がだめで、泣きながら稲刈りに行ったら、ご近所さんに別の心配をされた」(2歳・男の子のママ)
つい笑ってしまうようなエピソードですが、当人のママからしてみれば、笑いごとではないですよね…。
花粉症が原因で周囲に変な誤解をされるなんて、困ったものです。
「くしゃみのしすぎで肋骨にひびが入りました」(5歳・女の子のママ)という、笑えないエピソードも飛び出しました。
「私は大丈夫」と、今はひとごとだと思っている人でも、いつかかってしまうかわからないのが、花粉症のこわいところです。
花粉症の人も、そうでない人も、日頃の食生活や生活習慣に気をつけて、免疫力を上げることも大切といわれています。
花粉症のママやお子さんたちにとってはつらい時期ですが、なんとか乗り切りましょうね!
(文:伊井順子)