
朝、テレビから「○○座の今日の運勢は…」なんて聞こえると、つい気になって見る人も多いのではないでしょうか。
ラッキーと思う日もあったり、今日は運が悪そう、なんてブルーになったり。
その日一日を占うものから、未来へのアドバイスとなるものなど占いには種類もいろいろありますが、一般的に「女性は占い好き」といわれています。
ママたちは普段どのくらい意識しているでしょう。
占いを見る頻度は?
1位 | ほとんどみない | 36% |
---|---|---|
2位 | 1ヵ月に数回 | 21% |
3位 | 1年に数回 | 18% |
4位 | 1週間に数回 | 15% |
5位 | 毎日 | 10% |
1位を見るとドライなママたちが多いイメージですが、毎日〜1ヵ月に数回見るママと、1年に数回〜ほとんどみないというママたちの割合は、ほぼ半々です。
「1日のバロメーター」(7歳と6歳・男の子、4歳・女の子のママ)というママもいれば、
「若いころは好きだったけど、今は興味なし」(5歳・男の子のママ)
「思春期のころのはやり」(2歳・男の子のママ)など、ちょっと遠い存在となったママも。
昔は恋に仕事にと悩んだとき、答えを探しに占いを読んだり足を運んだりしていたママたち。
今は家事や子育てで目が回るように忙しく、自分の運勢をじっくり占ってなんかいられないのかもしれませんね。
次にこんな質問をしてみました。
あなたがいちばん気になる占いはなんですか?
1位 | 手相・人相 | 49% |
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2位 | 風水 | 9% |
3位 | タロット | 7% |
4位 | 姓名判断 | 6% |
4位 | 四柱推命 | 6% |
4位 | 西洋占星術 | 6% |
7位 | 六星占術 | 5% |
8位 | 血液型 | 4% |
その他 | 8% |
ほかと圧倒的な差をつけて「手相・人相」が1位を占めました。
「自分の体の一部だから当たりそう」(0歳・女の子のママ)
「持って生まれ、日々変化しているのがわかるし、微妙にみんな違うからいちばん当たる気がする」(0歳・男の子のママ)
2位以降は僅差です。「風水」を選んだママは
「もともとインテリアに興味があるので、風水も気になる。毎日目にするところなので、その意識が占いにも影響しそう」(5歳・男の子、2歳・女の子のママ)
「風水は自分ががんばれば、なんとか道が切り開けそうだから」(1歳・女の子のママ)
運勢を占う、というより運気を上げる、福を呼ぶ、と考えるママたちが多い様子。
3位をとばして4位の「姓名判断」では
「私の周りをみてみると名は体を表すという言葉どおり、名前でその人の人生が左右されているので。画数占いといった姓名判断は意外に侮れない」(6歳・男の子、3歳・女の子のママ)
「一応、子どもの名前をつけるときに気にしたので」(6歳と3歳・男の子、1歳・女の子のママ)
ある人は一度きり、結婚して姓が変わるママは二度ほどのチャンスで決まる姓名判断。
子どもにも幸運の願いを託したママもいました。
タロット・四柱推命・西洋占星術・六星占術の中には実際に占って当たったことがある、という声もあり、
「(タロット)プロに占ってもらったことがあり、そのときによく当たってたのでまたやりたい」(0歳・女の子のママ)
「(西洋占星術)前に占ってくれた友達がいて、当たっていた。(夫の転職や私の昇格)」(7歳・男の子のママ)
やはり「当たっている!」という驚きは信頼度も上がりますね。
「血液型占いは信頼度はいまいち。話題としてはおもしろいけど」(8歳と7歳と2歳・男の子のママ)
占いが身近な話題のひとつとして楽しまれている場合もあるようですが、ズバリ『あなたにとって占いとは?』と聞いてみると、占い好きの乙女心は健在!
「気持ちをあげるもの。すがりたいもの」(7歳と4歳・男の子のママ)
「悩んでいて、でも答えはだいたい決まって、背中を押してほしいなぁと思うときにするもの」(2歳と0歳・男の子のママ)
など、心のよりどころやセカンドオピニオンとしてとらえているママもいました。
でもいちばん多かったのは、「当たるも八卦、当たらぬも八卦」(3歳・女の子のママ)という声。
「迷ったときに背中を押してくれる守り神のような存在。ただ完全に依存してはいけないと思う。あくまで自分の人生は自分の意志で決めないといけない」(6歳・男の子、3歳・女の子のママ)
ひとつの提案として受け入れ、それに気持ちが乱れないよう距離感を保つことも必要ですね。
自分の道は自分で決めるー母となったママたちは強し。
そんな印象を感じましたが
「そのときは興味を持ってみるけど、1日で忘れちゃう」(8歳と6歳と3歳・男の子のママ)
「気休め。良いことだけを信じて、お気楽に生きたい」(2歳・女の子のママ)
この超・ポジティブな姿勢が幸運をもたらすものだと、ママたちへの今日の占いとして締めたいです。
(文:松村真子)