
1ヶ月検診が終わると、いよいよお出かけデビュー。近所への外出に慣れてきたら少し遠出をして、実家への帰省をはじめ、家族での旅行を計画する方もいらっしゃるかもしれません。大人だけでの長距離移動とは違い、言葉を話せない赤ちゃん連れでのお出かけはなかなか大変なもの。移動中は泣き出してしまわないか、急に体調が悪くなったらどうするかなど、普段と違った環境に赤ちゃんを連れて行くことに不安を感じる方は多いようです。
そこで今回は、先輩ママが実際に赤ちゃんとの泊りがけのお出かけで困ったことや失敗したことを徹底調査!
これからお出かけを控える新米ママの役に立つ情報が見つかるかもしれません!
0歳~1歳の子どもを連れて、泊りがけで出かけたことはありますか?(実家への帰省などを含む)
1位 | はい | 93.8% |
---|---|---|
2位 | いいえ | 6.2% |
0歳~1歳の子どもと一緒に泊りがけで出かけることを、不安に思ったことはありますか?
1位 | はい | 84.0% |
---|---|---|
2位 | いいえ | 16.0% |
実家への帰省も含めると9割を超えるママが、お子さんが1歳までの間に泊まりでのお出かけを経験していることがわかりました。
やはり、初めてのお出かけには心配事がつきもの。8割を超えるママが不安に感じたと回答しています。では、先輩ママがどのような点に不安を感じたのか詳しく見てみましょう。
「公共の交通機関を使う場合、途中でぐずらないか、旅先で病気にならないか心配でした。」(2歳・女の子のママ)
「いつもと違う場所でお風呂に入れることができるか、またいつもと違う場所で夜寝付いてくれるかなどが不安でした。」(1歳・男の子のママ)
「宿泊先のホテルで、寝るのがベッドだとどうやって子供と大人が一緒に寝るか、
離乳食が始まっている場合子どもの食事をどうするか、哺乳瓶などの消毒はどうするかなど心配事が多くありました。」(3歳・男の子、0歳・男の子のママ)
「旅先では食事の内容やお風呂・温泉が使用できるのか、お布団、バンボの有無など細かい所まで気になりました。」(3歳・女の子のママ)
交通機関をはじめ、ホテルや旅館などの公共の場で迷惑をかけずに過ごせるかという点、子どもが慣れない場所でいつも通りに過ごせるかという点、さらに体調不良などの万が一の事態が起きた時にきちんと対応できるかという点に意見が集中しました。せっかくのお出かけですから、出先で出来るだけ困ることがないようにしたいという気持ちから、入念なシミュレーションや準備をするママが多いようですね。
では、その準備が本当に正しかったのか、準備した持ち物の観点からチェックしてみましょう。
0歳~1歳の子どもと一緒に、はじめて泊りがけで出かけた際に、荷物で一番失敗したことを教えてください。
1位 | 特に失敗はしていない | 45.1% |
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2位 | 不要なものを持って行きすぎた | 32.1% |
3位 | 必要なものが入っていなかった | 19.7% |
4位 | その他 | 3.1% |
さすが普段から赤ちゃんと過ごしているだけあって、4割以上のママはお出かけのシミュレーションがうまくいって、失敗せずに荷造りが出来たようですね。
しかし、中には心配するがあまり、不要なものを持って行きすぎたというママも3割以上と多くいます。過剰な荷物は移動にも響くため、出来る限りコンパクトにまとめたいものです。
一方で、必要なものが入っていなかったというママも。お出かけ先ですぐに手に入らないものの場合、ママも赤ちゃんもとても困ることになります。
ではここからは、出先で困らないためにどんなことを想定しておけば良いか、実際の失敗談を聞いて考えてみましょう。
0歳~1歳の子どもと一緒に、実家に帰省した際、大変だったことはなんですか?具体的に教えてください。
「犬を飼っていたので、子供を舐めたりしないか、食器に犬の毛が入っていないかなど、神経を尖らせていたのでとても疲れました。」(5歳・男の子のママ)
「自宅と違って何処に何があるか分からないのと大人しか住んでいないと危ないものだらけで困りました。」(5歳・男の子、2歳・女の子のママ)
「旦那の実家に帰った際、義母が使っている自分のスプーンで離乳食をあげようとしたこと。直前で止めて未遂に終わりましたが…。」(4歳・女の子、2歳・男の子のママ)
「いつも要るって言わない物をほしがったり、タオルケットなどちょっと嵩張る物を要求されて困りました。離乳食を作る道具など、実家にありそうでない物が多かったです。」(4歳・男の子、1歳・女の子のママ)
「長距離移動に慣れていなかったので、車でも新幹線でも飽きて泣いたりグズったりすることや、 普段の生活リズムと狂うので、お昼寝や夜の寝かし付けが大変になったことが困りました。」(2歳・女の子のママ)
リラックス出来そうな実家とはいえ、自分が子どもだった頃とは状況も変化しています。大人だけで過ごしている分には不自由がなくても、赤ちゃんにとっては危険な場所や気をつけなければならない事が意外と多かったり、帰省してみて初めて気づく事も多いようです。意外と必要だったのは赤ちゃんグッズではなく、おじいちゃんおばあちゃんへの対応方法だったなんて事も?そういった事も考えると、事前に親と念入りに連絡を取っておく事も重要なのかもしれません。
0歳~1歳の子どもと一緒に、泊りがけで出かける際(実家への帰省を除く)大変だったことを具体的に教えてください。
「宿泊したホテルがベッドだった為、落下防止策をするのが大変でした。そして結局は何度か落ちてました…。」(4歳・女の子、1歳・男の子のママ)
「ミルクにオムツ、防水シーツと何かあってもすぐ対応出来るようにとアレコレ持ち歩いていたので移動が一苦労。一歳になるとチョコチョコ歩くので荷物を持って追いかけるのも大変でした。」(1歳・女の子のママ)
「旅先では夕飯が大広間だったのですが、おっぱいをあげなければならなかったり、私自身もご飯を食べなければいけなかったりで、ゆっくり出来なかったのが残念でした。」(3歳・女の子のママ)
やはり宿泊施設は、場所や設備によって子連れ旅行の使い勝手は大きく変わります。ベッドか布団か、お部屋にお風呂が付いているか、食事や売店の施設が整っているかなど、最近では赤ちゃん連れを意識して設備を整えている宿も増えてきているので、そこに焦点を当てて宿泊施設を選定するもの手かもしれません。
おわりに
いかがでしたか?
お出かけの前に起こりうる事がシミュレーション出来ているだけで、そのあとのお出かけにかかる労力が大きく変わります。ぜひ先輩ママの失敗談を参考に、スムーズなお出かけが出来るよう早めの準備を心がけ、1歳までのお出かけを成功させましょう!