おでかけ先で娘と買って!買わない!の攻防戦 あなたならどうする?

ベビ&チビ連れママの歩キロク Vol.5

車のないわが家は、どこに行くにも徒歩が基本。家族で街を歩いていると、それだけで幸せな気持ちになります。
歩いているからこそ感じられることや発見。
そんな家族とのおでかけ日記を中心に、おでかけにまつわるいろんな話をご紹介します。


赤ちゃん返り中の長女とスーパーで買う買わないの攻防戦!!

あれはまだ息子が2ヵ月だったときのこと。3歳になったばかりの娘は、赤ちゃん返りの真っ最中でした。

そんなある日、娘が通う英語教室の帰り道で、スーパーに立ち寄ったんです。ちょうどクリスマスシーズンだったので、パーティー向けの食材やお菓子のコーナーが入り口付近に設けられていました。そのトラップに、あっさり引っかかった娘。ミッキーの形をした乾燥パスタを見て「これ買うー」と言い出しました。200グラム324円の品。

別に買ってあげてもよかったんですけどね。『なんでもかんでも好きなように買ってあげるのはよくない』というわが家の方針がありまして。私は「これオモチャじゃないよ。麺だよ。おうちに麺あるからいらないよ」と断ったわけです。それに対し娘は「やだっ!これ買うーーーっ!!」と言って聞きませんでした。

ここで娘ひとりなら抱き上げて、うやむやにして終了!が可能だったんですけどね。抱っこひもの中には首の座らない息子…。言葉でなんとか駆け引きするしかありませんでした。

普段、女の子は言い聞かせればわかってくれることも多いのですが…。相手は赤ちゃん返り中のモンスター。買って!買わない!の攻防戦をくり返すうちに、見事に地べたに這いつくばり、ギャンギャン泣きする始末…。




子どものしつけと社会の板挟み……他人の心ないひと言に……

そんな私たちのやり取りを、もちろん見ていた人たちがいました。スーパーの店先を借りて、店頭販売をしていた業者さんたちです。最初は微笑ましそうに見られていたんですけどね。やり取りが長引く様子を見て、ひとりのおじさんが「女と女だなぁ。買ってやれよ!」と、聞こえるように他の店員さんに話しかけ始めたのです。まぁ、たしかに迷惑な話だったかもしれません。でも空いている時間帯で、人通りも少なかったんです。それに子どもがグズればグズるほど、親としては負けられません。グズれば言いなりになると思われては困りますから。

そうこうするうちに、娘が握り締めた商品はグチャッとなってしまっていました。私は娘に「グチャグチャになっちゃったじゃん!これじゃ他の人買えないよ。ママ、お金払ってごめんなさいしなきゃ。でも、おうちにはもって帰らないからね」と言い聞かせました。そうして近くにいたスーパーの店員さんに事情を説明しました。店員さんは「いいです!お金はいらないですから」と言ってくださったのですが、そうはいきません。私は「商品を受け取るので、娘に買ったことがわからないように、こっそり渡していただけますか?」とお願いしました。

それを聞いていた先ほどのおじさんが「そこまでするなら、買ってやれよ!しょせん、女と女っちゅうことよ!」と話しているのが聞こえました。こちらとしても買ってあげられたら、どんなに楽だったか。てか、女をバカにしてない!? そりゃ店先であれこれやって申し訳なかったですが、そもそも客になる可能性のある人に対して、そういうこと言います!? 赤の他人から受けた嫌味に、なんだか泣けてきました。

子育てをしていると、子どものしつけと社会の板挟みになることが多いですよね。ときには社会にご迷惑をおかけすることもあります。でも私たちママは、子どもをまっとうな社会の一員として育て上げるために、必死で子どもと向き合っています。理解してとは言いません。でも、嫌味は心の中にとどめておいてほしいなぁと。

みなさんなら、どうしてましたか?

 

 

(文:Miho.T)

ライタープロフィール

Miho.T
3歳の女の子と0歳の男の子のアラサーママ。一般企業に勤めながらの兼業ライターです。現在育休中。興味があることは「より楽しく生きること」と「自己啓発」。子どもから大人まで、書くことによる「育“自”支援」を目指しています。