取ってほしい?それとも不要? パパの育児休暇について考える

赤ちゃんが産まれたら、働くママもいったん休み。
多くのママたちが育児休暇を取得します。
それでは、パパはどうでしょう? ママたちの希望を聞いてみました。

パパに育児休暇を取ってほしいですか?

1位 少し取ってほしい 28%
1位 とても取ってほしい 28%
3位 どちらでもない 22%
4位 全然取ってほしくない 14%
5位 あまり取ってほしくない 8%

なんと、「少し取ってほしい」と「とても取ってほしい」がどちらも28%で、同率1位に!
パパが育児休暇を取得して赤ちゃんとの時間を過ごすことを、多くのママたちが望んでいました。
「あっという間に過ぎてしまう赤ちゃん期の喜びや大変さをいっしょに分かち合ってほしい。子どもが大きくなってからも、夫婦にとってその経験が貴重なものになると思うから」(7歳・女の子、3歳・男の子のママ)
赤ちゃんはパパとママのふたりの子ども。パパといっしょに育児がしたいという思いがあるようです。

ママたちのそんな思いをもう少し掘り下げてみると、
「家事と育児が思いのほか大変だったから。実際にしないと理解できないと思うから強制的にでも取らせるべきだと思いました」(7歳・男の子のママ)
パパにも育児の苦労を実際に味わって理解してほしいという気持ちや、ママの精神的なサポートをしてもらいたいという希望があるようです。
また、2人目、3人目の出産となるとママひとりで複数の子どもの面倒を見るのは大変なので、人手がほしいという声もありました。

ちなみに、パパに育児休暇を取ってもらって自分が職場復帰したいと答えたママはゼロ。
働くママが多いとはいえ経済的に主となる柱はパパであることや、育児は母親がメインで行うものとママたちが考えていることがうかがえました。

さて、育休を「少し取ってほしい」と「とても取ってほしい」と答えたママたちの理由に大差はありませんでしたが、それと比べて、「あまりとってほしくない」と「全然取ってほしくない」の育休不要派のママたちの理由をひとくくりにできないのが興味深いところ。

「あまり取ってほしくない」というママは、
「女性が産休や育休をとるときのマタハラと同じで、男性が育休をとることで上司から嫌みを言われたり、左遷されたりするのではないかと心配なので」(2歳・男の子のママ)と、パパの会社での立場を心配したり、経済面を気にする声が多く挙がりました。

しかし、「全然取ってほしくない」というママたちは、育児のための休暇がパパのための単なる休日にすり替わるのを危惧していました。
「育児も大変なのに結局は旦那の世話も自分にのしかかってくるので」(8歳・男の子、3歳・女の子のママ)
育児に積極的ではないパパが育休を取得すると、かえってママの負担を増やすことが容易に想像できるようです。

ママの意思よりも、パパの気持ちや会社の条件次第だと考えているのが「どちらでもない」と答えたママたち。
パパがわざわざ育休を取らなくても不自由していないという背景があるようです。
育児休暇にこだわらず、日々のお世話を手伝ったり、長期休暇のときにしっかり育児に関わってくれたらいいと考えていました。

 

男性の育児参加が求められる時代ではありますが、アンケート結果によるとママたちが希望するパパの育休の期間は短いもので2、3日。長くても10日ほど。
ママと同じように長い育休を取ってほしいとは考えてはいないようです。
仕事が忙しいとはいえ、数日だったらなんとか休めるというパパもいるかも!?
育児の現状をパパに知ってもらういい機会になるかもしれませんね。

(文:河野能子)