熊本地震の情報収集でママたちが信頼したメディアは?

東日本大震災から5年。また日本が大きな地震に見舞われました。
今度は、熊本です。
「実家が熊本なので家族や友人からリアルな情報がきます。リアルレポートこそ信用できます。報道されないこともくるので驚きでいっぱいです」 (2歳・女の子のマ)
熊本の様子が気になっていても、このように直接情報が入ってくる人は多くはないでしょう。
ママたちは、現地の状況を知るためにどのようにしているのでしょうか。

Q1. 熊本での震災に関する情報はどこで得ていますか?(複数回答)

1位 テレビ 41票
2位 ネットのニュース 26票
3位 新聞 12票
4位 SNSで拡散される情報 10票
5位 行政機関が発表した情報 5票

東日本大震災で安否確認に活用されたSNSですが、熊本の震災では被災地の情報を知る手段として使うママは少数派でした。
それでも、「現地の人の投稿が見られるし意見が聞けるから!」(1歳・男の子のママ)と、
今どのような状態なのか、どんな物資が必要なのか…
第三者の手を介さない分ストレートに伝えられる情報を知るためには便利なようです。

震災の情報を得るのにいちばん多かったのは、身近なテレビでした。
また、いつでも見られるネットのニュースを情報源にしている人も少なくありません。
しかし、これが信頼度の話となると少し事情が変わるようです。

Q2.Q1の回答でいちばん信用できるのは?

1位 テレビ 63%
2位 ネットのニュース 10%
3位 行政機関が発表した情報 8%
4位 新聞 7%
5位 その他 5%

「ネットは憶測が入っている場合が多いので、TVでリアルタイムの実際の映像を見たほうがよくわかると思っています」(7歳・女の子、2歳・男の子のママ)
ネットのニュースは参考にするものの、ネットで飛び交う情報すべてを鵜呑みにはできないと感じるママが多いようです。
実際にネットのニュースをいちばん信用しているというママも、発信元がはっきりしないものについては
「デマもあるので正しいか判断が難しいですが…」(18歳・男の子、15歳と5歳・女の子のママ)とコメントしていました。

ネットのニュースと同様、1位のテレビでもこんな声がありました。
「テレビは信用できないのはわかっているけど一番見てしまう」(1歳・男の子のママ)
取材方法やマナーの問題もあってか、不信感を覚えるママもいます。

それでもテレビが支持される理由は、映像にあるようです。
「リアルな映像はやはり信頼できるから」(1歳・男の子のママ)
「テレビで実際に被災した方々が言っている言葉は信用できる」(1歳・男の子のママ)
リアルタイムで報じられる現地の映像や生の声は、信用できると考えているようです。

編集方法やレポーターのコメントによって印象が違ってくるという意見もありましたが、
「様々なチャンネルで取り扱っているので、比較できるから」(7歳と4歳と1歳・男の子のママ)
と、複数のテレビ局を見比べて何が正しいのかを見極めているようです。
これはテレビに限ったことではありません。
「どの情報も一番とは思わないようにしてないと、いちいち振り回されてパニックになってしまうから」(7歳・男の子、4歳と2歳・女の子のママ)というコメントに代表されるように、
正しいもの、疑わしいものも含め、多く溢れている情報の中から、ママたちは自分なりのルールに沿って情報を選別しているようです。

 

たとえ遠く離れた地のことでも、決してひとごとではない。
アンケートに寄せられたコメントから、ママたちのそんな思いが伝わってきました。
最後になりましたが、熊本地震において被災された方々が一日も早く何気ない日常を取り戻せますよう、お祈り申し上げます。

 

 

 

(文:河野能子)