私って教育ママ!? 自覚しているママは約何割?

2011年度から、「脱ゆとり教育」として学習量が増加方向へと進んでいます。
一方で、少子化により大学受験戦争は緩和され、「選ばなければどこにでも入れる」という大学全入時代の到来も示唆されている現状です。
子どもたちの教育事情が混沌とするなか、子どもの教育と向き合うとき、ママはどのような立ち位置でいるのでしょうか?
「教育ママ」というワードから探ってみました。

あなたは自分を教育ママだと思いますか? もしくは教育ママになると思いますか?

1位 思わない 51%
2位 思う 28%
3位 わからない 21%

およそ半数のママが、自分を教育ママとは「思わない」、もしくは教育ママになるとは「思わない」と回答していました。
その理由はどのようなものでしょうか?
「自分の経験から、勉強ができるイコール幸せではないことがわかっているので、きちんと学校で教わったことがわかっていれば大丈夫だと思うから」(7歳・女の子、2歳・男の子のママ)
「成績より、経験・遊びを優先する」(7歳・女の子、4歳・男の子)
子どもの人生は勉強だけではないと考え、教育ママになる必要性がないと捉えているようです。

反対に、教育ママだと「思う」とした理由は?
「テストの点数に一喜一憂し、悪いとネチネチいってキーキーしてしまう」(8歳・女の子のママ)
テストの点数に敏感なママも多いのでは…!?

そもそも、こんな意見がありました。
「何が教育ママかわからない」(4歳・男の子のママ)
たしかに教育ママの定義を定めることはなかなか難しいですが、ママたちがどのようなイメージを持っているか、
回答の理由から読み取ることができました。

「思わない」の理由として、
「進学塾にも行かせてないですし、そんなに勉強バンバンなママではないので」(7歳・男の子のママ)
「ガミガミやっていないから」(4歳と0歳・男の子のママ)

「思う」の理由として、
「ことあるごとに勉強と言い続けていますし、半ば強制的に体験教室に参加させています」(9歳・男の子のママ)
「口うるさいので」(7歳・女の子、3歳男の子のママ)

「通塾や習いごとをさせているか」「うるさく口出しをしているか」
このふたつが教育ママかどうか判断する上での、潜在的な指標になっているようですね。

塾や習いごとへ「行かせる」、勉強を「させる」
…そのような表現から、子どもをなんとか学習に向かわせようとしているママたちの奮闘ぶりがうかがえました。
衣食住に恵まれた現代。目先にゲームやテレビさまざまな誘惑があるなか、子どもの学習意欲を引き出すことは「教育ママ」でもそうでなくても、至難の技ですね。

 

「教育ママ」という表現に、ネガティブなイメージを持ち、敬遠する人もいるかもしれません。
でも、子どもの将来を考え教育熱心になる「教育ママ」も、勉強だけに重きを置かず子どものやりたいことを尊重する「非教育ママ」も、どちらも子どもを思う親の愛情の大きさに変わりはないですよね。

 

 

(文:坂井裕子)