幼児はほめて、小学生は叱る!? 子どもの叱り方にママは悩んでる!

situkenayami

子育てには、いくつかの山場があります。
たとえば、それにあたるのが夜泣きやイヤイヤ期です。
壁にぶつかったときにママたちは悩みますが、あくまでこれらの例は一過性のもの。
しかし、「しつけ」に関しては子どもをもつ親にとって、永遠の悩みの種なのかもしれません。
今回は、子どもを叱ることについてアンケートを取ってみました。

【未就学児のママ】子どもを叱ることとほめること、どちらが多いですか?

1位 ほめる 66%
2位 叱る 34%

【小学生のママ】子どもを叱ることとほめること、どちらが多いですか?

1位 叱る 71%
2位 ほめる 29%

◆ほめられる未就学児と叱られる小学生
未就学児と小学生以上では、ほめるのと叱るの割合が逆転するという興味深い結果に。
赤ちゃん期を含む未就学児と小学生とでは育て方はずいぶんと違ってくるので、言われてみると当然の結果なのかもしれません。
「できないこと」の多い赤ちゃんから幼児は、「できること」が増えると喜び、自然とほめることができる。
それが、「できること」が増える小学生になると、「できないこと」が目について叱ってしまう…。
そんな背景が想像できます。
成長に伴って、ママの期待もついつい大きくなるものなのですね。

次に、こんな質問をしてみました。

子どもの叱り方で悩むことがありますか?

1位 ある 83%
2位 ない 17%

子どもの叱り方に自信が持てないママが約8割という結果に。
「感情に任せて怒鳴ってしまう」(9歳・女の子のママ)
「かーっとなって怒鳴ってしまうこと。こんなふうに怒鳴ってしまっていいのか、子どもに強迫観念を植えつけてないかと悩みます」(2歳・女の子のママ)
子どものために「叱る」のを忘れ、腹を立てた自分の気持ちをぶつけて「怒る」ことに反省するママが多いようです。
未就学児と小学生では叱ることとほめることの頻度がずいぶんと違いましたが、どうやら叱り方についての悩みは両者共通のようです。

また、どんな言葉で叱ったらいいのか悩むママも少なくありません。
「どう伝えればいいかわからない」(4歳・女の子、2歳・男の子のママ)
「年齢に応じた『伝わる言い方』について悩む」(4歳と2歳・男の子のママ)
「何回言っても聞かないのは、叱り方が悪いのかどうか」(7歳・男の子のママ)
どんなふうに子どもを叱ったら、子どもの心に響くのか…ママたちは答えを求めて試行錯誤していますが、なかなかうまくはいかないようです。
このほか、同じことを何度もぐちぐち言ってしまったり、ほかの問題まで持ち出して叱ってしまったり、他人と比較してしまうといった悩みが寄せられました。

「つい頭ごなしに大声を出してしまい、子どもが泣き出すとどうしたらいいかわからず、自分まで泣いたりしてしまうこともあります」(4歳と1歳・女の子のママ)
泣きたいのは、子どもだけではありませんでした。

◆やっていることと反対のことをやればいい!?
感情的になってしまう、大声で叱ってしまう、ダラダラと叱って怒りがエスカレートしてしまう…。
多くのママが自分自身の叱り方にダメ出しをしていました。
つまりはその反対で、冷静に、落ち着いた声で、くどくどと言わなければいいということがママたちにはわかっているのです。
実は、これらの叱り方は多くの専門家が勧める叱り方でもあります。
正しい叱り方がわかってはいても、それがむずかしいから苦労しているんですよねえ…。

 

(文:河野能子)