尊敬あり・ズレあり・引け目あり?ママ同士の交流【専業ママ編】

女性にとって友人との交流関係は、結婚や出産を機に変化するといっても過言ではありません。
独身時代のように自分の時間が割けないこと、育児にかかりきりでママ自身の行動範囲も限られてくること、夫の転勤でだれも知らない土地へ引っ越すことなどが挙げられます。
「普通に友だちがほしいです。専業主婦は社会と隔離されている感じがして孤独を感じることがときどきあります」(0歳・女の子のママ)という声も。
今回は専業主婦のママたちの交友や、新しい出会いへの意識を聞いてみました。

専業ママに質問! ワーキングママと専業ママ、どちらのママと交流がありますか?

1位 どちらのママとも交流がある 51%
2位 専業ママと交流がある 29%
3位 どちらのママとも交流はない 10%
3位 ワーキングママと交流がある 10%

約半数のママたちがどちらのママとも交流がある、とのこと。
2位「専業ママと交流がある」も含めて考えると、働いていないママとの交流が多いようです。
一方で「どちらのママとも交流はない」というママの存在も見逃せません。
次にママたちの交流願望を聞いてみました。

専業ママに質問! 他のママと交流したいと思いますか?

1位 機会があれば交流したい 43%
2位 積極的に交流したい 28%
3位 どちらともいえない 20%
4位 あまり交流したいと思わない 5%
5位 交流したいと思わない 4%

「機会があれば」と「積極的に」交流したいと思うママの合計は約7割。
「立場が違うので視点が異なると思うから、自分とは異なる視点で物事を考えられると思う。交流することでいい刺激をもらえると思うので」(7歳と4歳と1歳・男の子のママ)
働いているママとの交流で刺激や情報を得たいというママの声が目立ちました。
「家事ばかりしていてストレスがすさまじいので、発散方法や自分の気持ちの持ちようを相談したり、意見が聞きたいです。自分だけだと不安になります…」(4歳と1歳・女の子のママ)
など行き場のない思いを必死にこらえているもママも。

「育児に専念していると、社会との繋がりが少なくなりがちだから」(1歳・女の子のママ)
「社会から離れていると一般常識が変化してしまうことがあるので、広い世界のことも知っておきたいので」(6歳・女の子のママ)
と、ママの世界は知らず知らずのうちに狭くなっているように感じてしまうもの。
ママたちの焦りもみえます。

また、のちのち就労を考えているママも多く
「いずれは働くつもりなので、毎日どのように生活しているのか知りたいから。短時間で家事をする技術がすごそう」(3歳・女の子のママ)
「職場から離れてから長いので現状を知りたい」(6歳と1歳・男の子のママ)
「託児所付きや、保育所情報など情報交換をしたい」(2歳・男の子のママ)
などワーママへの道を模索する声も挙げられました。

逆に「どちらともいえない」や、積極的な交流を考えていないママたちは約3割。
それもズバリ
「愚痴を聞くだけは勘弁」(1歳・男の子のママ)
「生活環境が違うので、価値観が違いそう」(9歳・男の子のママ)
少し距離を置いておきたい、という意見が…。

「人によっては『専業主婦は楽でいいね』と思われているようなので、いっしょにいても居心地が悪いこともあるため」(3歳・女の子のママ)
「働くママは忙しいので、あまり時間を取らせても悪いと思う。自分が働いていないことに負い目を感じる」(0歳・男の子のママ)
と引け目を感じるママたちも。どちらのママも毎日をがんばっているのは変わらないのに、ちょっとした言葉や生活スタイルから温度差を感じてしまうことがあるようです。
でも交流を望まないママたちみんなが、戸惑いやズレを実感しているわけではなく
「働いているからという理由で交流は求めない」(4歳・女の子、1歳・男の子のママ)
「積極的に交流する必要性は感じません。ただ現在仲の良い友人が働くママなので、現状維持できればいいです」(4歳・男の子のママ)と冷静な判断が。
そもそも損得勘定だけで成り立つものではないのが友情。
自然な流れでお互いを支え合える友人関係が築ければ、それが一番ですね。

 

 

(文:松村真子)