大好きだけど、いつかはお別れ アンパンマン卒業までの道のり

気がつくと、いつの間にか子どもの心の中にいる…それは、正義の味方アンパンマン。
子どもたちの心を掴んで離さないキャラクターです。
今回は、誰もが一度は通るというアンパンマン道についてアンケートをとってみました。

お子さんはアンパンマンが好きな時期がありましたか?

1位 はい 89%
2位 いいえ 11%

さすがは子どもたちのヒーロー!
約9割の子どもたちがアンパンマンに夢中になった時期があったようです。
「それいけ!アンパンマン」が誕生したのは1975年のこと。
子どものころアンパンマンが大好きだった、というママも多いことでしょう。
全国5ヵ所で展開されるアンパンマン子どもミュージアムは、全施設の有料エリアだけでも年間約350万人が足を運び、アンパンマングッズ市場は、30年もの間1500億円を下回ることがないのだとか。
子どもたちの絶大なる人気を集めるアンパンマンですが、それでも、お別れのときはやってきます。

お子さんがアンパンマンを卒業したのは何歳のときですか?

1位 3歳半~4歳未満  19%
2位 2歳~2歳半未満 18%
2位 5歳以上 18%
4位 4歳~4歳半未満 16%
5位 3歳~3歳半未満 12%
6位 4歳半~5歳未満 9%
7位 2歳半~3歳未満 5%
7位 6ヵ月~1歳未満、1歳~1歳半未満、1歳半~2歳未満   各1%

約8割の子どもたちが5歳になるまでにアンパンマンを卒業しているという結果に。
どのようなきっかけがあって、大好きなアンパンマンとお別れをすることになるのでしょうか。
ママたちに聞いてみたところ、どうやら子どもの友達の影響が大きいようです。
「お友達のアンパンマン卒業がきっかけ」(4歳・男の子のママ)
「幼稚園のお友達がプリキュアやアイカツに夢中なのを見て、アンパンマンを見る年齢じゃないと思った様子」(5歳と1歳・女の子のママ)
友達とのつきあいを通して、アンパンマンは小さい子向けのキャラクターだと感じるときがくるようです。

 

また、アンパンマン以外のキャラクターの存在を友達から教えられることも。
「ポケモンなどほかのキャラクターをお友達から知って、アンパンマンを卒業」(10歳・男の子、6歳・女の子のママ)
「3歳ごろからお友達と戦いごっこをするようになり、ニンニンジャーなどの戦隊ものにハマりだしました」(4歳・男の子、0歳・女の子のママ)
アンパンマンに代わるキャラクターに熱中しはじめるのも、卒業のきっかけとして多く挙げられました。
ちなみに、アンパンマン卒業後に好きになったキャラクターを聞いてみると、
男の子は、「戦隊もののシリーズ」(22%)、「妖怪ウォッチ」(11%)、「きかんしゃトーマス」と「仮面ライダーシリーズ」(各10%)、
女の子は、「プリキュアシリーズ」(44%)、「ディズニープリンセス」(14%)、「ミッキーマウス&ミニーマウス」(7%)という結果でした。
男女問わず人気だったアンパンマンとは異なり、卒業後に好きになったキャラクターは性別によってまったく違います。
それでも、正義の味方はやっぱり人気。
男の子はより男らしさを感じさせるヒーローに、女の子はかわいらしく美しいヒロインへと、興味は移行していくようです。

 

 

しかし、卒業したからといってアンパンマンのことが嫌いになったわけではありません。
「幼稚園や学校では好きじゃないと言うけれど、家では絵本も見るし、テレビも見る」(7歳・男の子、4歳と1歳・女の子のママ)
「おもちゃなどは2歳6ヵ月で卒業しましたが、テレビアニメはまだ見ています」(6歳と0歳・男の子、3歳・女の子のママ)
お友達との共通の話題や遊びにはあがらなくなるものの、赤ちゃんのころからいっしょだったアンパンマンは、やっぱり子どもたちの心の中に住み続けているようです。

 

子どもたちに愛と勇気を教えてくれたアンパンマン。
今日もまた、自分を求めている赤ちゃんのもとへパトロールに飛び立ちます。

 

 

(文:河野能子)