料理が苦手、好き嫌いが多い…ママを悩ます食育はプレッシャー!?

最近「食育」という言葉をよく見聞きします。大事だとは感じているけれど、実際に食育ができているかとなると、ちょっと不安になるママもいるのでは?
今回は、食育についてアンケートしてみました。
ママたちは食育をプレッシャーに感じているんでしょうか?

「食育」はあなたにとってプレッシャーですか?

1位 あまりプレッシャーではない 38%
2位 少しプレッシャーである 35%
3位 まったくプレッシャーではない 16%
4位 大変プレッシャーである 11%

「あまりプレッシャーではない」との回答がいちばん多く、3位の「まったくプレッシャーではない」を合わせると、54%となります。
ただ、裏を返せば、46%のママたちは少なからずプレッシャーを感じているということ。
それぞれのママたちに、その理由を聞いてみました。

 

プレッシャーに感じる理由は?

「長女は野菜嫌い、長男は魚も肉もあまり家では食べてくれません。作っていても張り合いがありません」(12歳・女の子、9歳・男の子のママ)
「料理が苦手だから」(7歳・女の子のママ)
というように、料理が苦手だったり、好きではなかったりということと、好き嫌いや偏食があるから…というコメントが目立ちました。
食育=栄養バランスの取れた食事を作って食べさせること、と考えているママが多いようです。
「ネットなどで情報が入りすぎるので、あれもこれもとやりたくなるし、しなければ…と比較してしまう。自分ができてなかったり、作ったものを食べてくれないと落ち込む。あまりひどいと子どもに当たりがちになり反省します」(2歳・男の子のママ)
このように、プレッシャーがストレスになり、自分を責めてしまうママも。

また、食育には手間やお金がかかると考えている人も多かったです。
「無農薬や無添加のものは値段が高いため家計とのやりくりが大変」(0歳・女の子のママ)
「自家栽培では、時間と根気が必要。フルタイム勤務だと、時間を作るのがたいへん」(5歳・女の子、3歳・男の子のママ)
栄養バランスの取れた食生活を食育と考える人もいれば、無添加のものを食べさせる、自家栽培する…など、ママたちが食育に抱くイメージの違いもみえてきました。

「何を具体的に教えるべきか、よくわからないから」(3歳・男の子のママ)
食育をしないと…とは思いながらも、そもそも何をすればいいの?と思っているママもいました。

 

プレッシャーを感じない理由は「無理をしないこと」

「私たち大人にとっても大事なテーマだと思うので、むしろ子どもができたことにより食を見直すことができて感謝しています」(0歳・男の子のママ)
プレッシャーを感じない理由として、このようなポジティブな意見もみられました。中には資格を取得したという人も!
食育は子どもだけでなく大人にとっても大切なこと、と前向きにとらえているようです。

特別なことをするのでなく、普段の生活でできることを…と無理なく実践しているママたちもたくさんいました。
「堅苦しく考えてはいない。おいしいものをたくさんいろいろ食べさせてあげたいという思いだけ」(8歳と6歳と2歳・男の子のママ)
「プレッシャーに感じるほどストイックに行っていないです。なにより、家族が笑顔で食卓を囲めることを大切にしています」(0歳・女の子のママ)
というように、あまり難しく考えずに、食事を楽しむことを優先させてもいいのかもしれませんね。

食育とは本来、さまざまな経験を通して、食に関する正しい知識を身につけ、健康な食生活を実践できるように教え育てる、という意味です。
「自分自身が食の大切さやありがたさを感じていたら自然と子どもにも伝わるし、教えられると思うから」(7歳と4歳・男の子、2歳・女の子のママ)
というように、料理以外でもできることはたくさんありそうです。

 

どちらのママも食育は大切だと感じているのは同じですが、それがストレスになり食事が楽しくなくなってしまっては本末転倒。
毎日のことだからこそ、肩の力を抜いて取り組むぐらいがちょうどいいのかもしれませんね。

 

(文:伊井順子)