「なぜ今?」とツッコみたい! マイペースな子どもの朝したく

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慌ただしい朝の時間。ママが人一倍忙しい背景に、子どものこんな様子が潜んでいます。
「出る時間に遊びはじめてしまう」(1歳・女の子のママ)
「保育園に行きたがらない日があり、そのような日はまったく準備が進まない」(2歳・女の子のママ)
「いざ家を出るときに、うんち~!」(2歳・男の子のママ)…などなど。
一度機嫌を損ねられると、これまたやっかい。
もどかしいけれど、子どもと上手につきあう時間が必要になってきます。

お子さんが起きてから通園・通学するまでの、所要時間はどのくらいですか?

1位 1時間以上 41%
2位 1時間未満 34%
3位 45分以内 10%
4位 30分以内 9%
5位 15分以内 6%

1時間未満で支度を終える家庭が半数を超える結果でした。
一般的な大人ひとりのそれと大差はないように思えます。

しかし『朝の時間帯で困ったエピソード』を聞くと
「朝の支度が早く終わりすぎて、遊ぶ時間が30分以上。いろいろ出して本格的に遊んでいたので、出かける間際にバタバタ片づけて忙しかったです」(13歳・男の子、5歳・女の子のママ)
「超マイペースで急ぐということを知らない子なので、きっと小学校にあがったら遅刻すると思います(笑)」(5歳・女の子のママ)
「何度も声をかけているが一向に準備をしない」(6歳・男の子のママ)
というように、独自の「フリータイム」を持つ子どもも多く、1位の「1時間以上」には、1時間半以上、2時間以上というおうちも含まれているようです。

こんな忙しい朝は猫の手ならぬ、パパの手を期待したいところですが、どうでしょう?
「子どもを園まで送るパパが寝坊すると、当日朝に私にむちゃ振りしてくるのがとても迷惑だった」(3歳・男の子のママ)
「一番忙しい時間(朝食の配膳から食べさせるまで)に夫が子どもにちょっかいを出すだけ出して泣かせ、子どもがキッチンに飛び込んでくる。そのまま放置し『ごはんはー?』と言われることが多々あり。とにかく困り者は夫!」(3歳・女の子のママ)
なぜかママの負担増、になる場合もあるようです。

「まだ遊ぶ〜」「トイレ〜」「自分でする〜」「ママがやって〜」などの攻撃で早く出発したいママとは裏腹に、自分スタイルを貫く子ども。
尊重してあげたいところですが、時間が許してくれません。
「眠くて起きてくれず、歩いてくれず、グズってしまい、さらに保育園についてからトイレ(大)に行きたいと言われ、仕事に遅刻してしまった」(4歳と0歳・男の子のママ)
責めるに責められないこんなときのやるせなさ、よくわかります。

でもヘコんでばかりはいられません!
子どもの朝支度をスムーズに進めるワザを聞いたところ、時間感覚が身につく年ごろの子どもには
「タイマーを使いゲーム感覚で支度をさせる」(9歳・女の子、6歳・男の子のママ)
「自分のことは自分でやるように、ホワイトボードに順番に書いて、終わったらチェックするようにしてます」(8歳・男の子のママ)
小さい子どもだと
「寝ている間に体温を計り、オムツ、服を替える」(1歳・男の子のママ)
「とりあえず本人の主張は無視します」(2歳・女の子のママ)
などと強気な試みをしたり、
「着替えの順番を決めて、日課にする」(2歳・男の子のママ)
習慣づくように教えたりしているようです。

さらに使い方によって、薬にも毒にもなるのが「テレビ」。
おもちゃ遊び同様、夢中になると離れなくなったり、食べるペースが遅くなったりしますが
「朝起きてすぐ動かせるのではなく、テレビを15分見せてから用意させると、ぐずらないし動きも早いです!」(6歳と2歳と0歳・女の子のママ)とのこと。
テレビを切るタイミングも子どもと話して決めておくといいかもしれません。

しかしなにごとも、重要なのは「段取り」。一番多かったコメントは
「前の日に着替えを枕元に置いて、持っていく物は玄関先に準備しておく」(5歳と2歳・男の子のママ)
「効率よく支度できるように頭を整理しておく」(2歳・女の子のママ)
というように前日、もしくは子どもが起きる前にできることは済ませておく、というものでした。

ママの綿密な先回り計画も、子どもの機嫌次第で一蹴されてしまいますが
「ベッドから居間まではおんぶ列車に乗せて移動すると、スキンシップが図れるし寝起きが良い」(5歳・女の子のママ)
「褒めて褒めて着替えをさせる…」(4歳・女の子、2歳・男の子のママ)
など子どもとのコミュニケーションを意識している声も見られました。

出発までの時間は、ママ個人の支度も同時進行。まさに分刻みでやることはてんこ盛り。
正攻法もなく、バタバタしながら日々模索中。
でも忙しさに負けず、どこかで子どもと心を通わせる瞬間を作っていきたいですね。

(文:松村真子)