赤ちゃんから子どもへの第一歩 卒乳はやっぱりハードル高い?

ママと赤ちゃんの大切なひとときである授乳タイム。一生懸命に飲んでいる赤ちゃんの姿は、とてもいとおしいものですよね。しかし、そんなママと赤ちゃんの幸せな時間もいつかは終わりがやってきます。それが、卒乳。
今回のアンケートでは、母乳をメインに与えていたママと、ミルクをメインに与えていたママに、卒乳について聞いてみました。

 

母乳メインのママに質問!卒乳は大変だった?

1位 大変じゃなかった 29%
2位 どちらかというと大変じゃなかった 25%
2位 大変だった 25%
4位 どちらかというと大変だった 21%

 

ミルクメインのママに質問!卒乳は大変だった?

1位 大変じゃなかった 62%
2位 大変だった 19%
3位 どちらかというと大変だった 11%
4位 どちらかというと大変じゃなかった 9%

卒乳が大変なイメージのある母乳ですが、意外にも「大変じゃなかった」と「どちらかというと大変じゃなかった」が上位に。しかし、「大変だった」と「どちらかというと大変だった」と答えたママの割合とさほど変わりません。ミルク派の1位も「大変じゃなかった」ですが、母乳の29%に対してミルクは62%と、大きな差が見られました。

まずは母乳メインのママの回答を見てみましょう。
「子どもが固執して泣きわめいた」(5歳と2歳・男の子のママ)
「結局なかなかやめられなくて、気がつけば、5歳くらいまで卒乳しなかった」(8歳・男の子のママ)
やはり、母乳をやめるときはかなりの苦労があるようです。
「寝かせつけがいつも添い乳だったから、子どもがなかなか寝られなかった」(1歳と0歳・女の子のママ)
おっぱいを飲ませながら寝かしつけをしていた場合、その手段がなくなって大変だったというママも。
ママの意思を試されるような時間も続きます。
「3日は泣いてた。心が折れそうになった」(6歳・女の子、4歳と1歳・男の子のママ)
しかしここで母乳を与えてしまってはふりだしに戻ってしまいます。赤ちゃんだけでなく、ママにとっても試練のときですね。

 

また、ママの事情で断乳することになって大変だったという経験談もありました。
「私が薬を飲まなくてはならず、突然だったので、親子ともども心の準備ができず、大泣きでした」(11歳と8歳・女の子のママ)
さらに、おっぱいをやめたことでママの体にも影響が。
「胸がパンパンになって熱が出た」(8歳と2歳・女の子のママ)
乳腺炎は高熱のほか耐え難い痛みをともないます。赤ちゃんには泣かれるし、自分の体は不調だしと、まさに泣きっ面に蜂!

うって変わって、大変ではなかったというママたちの共通点は「事前準備」にありました。
「言い聞かせであっさり卒乳だったので、言葉はわからなくても、コミュニケーションは大事だな、と思いました」(3歳と0歳・女の子のママ)
徐々に授乳の回数を減らしたり、おっぱいを卒業する時期を赤ちゃんに言い聞かせたりしていたママは、すんなりと卒乳ができたようです。

対照的な例もありました。
「好きなだけ飲ませた。上の子も下の子も3歳半で自然と卒乳した」(7歳・女の子、3歳・男の子のママ)
赤ちゃんの意思にすべてをゆだねるという方法もアリなようです。

 

次に、ミルクメインのママの回答を見てみましょう。
「フォローアップミルクに切り替えたので楽に卒乳できた」(5歳・男の子、3歳と1歳・女の子のママ)
「牛乳を飲むようになった」(2歳・女の子のママ)
母乳のママに多く見られた「言い聞かせ」や「本人が好きなだけ」は、ミルク派のママにはほとんど見られず、その代わりに母乳派にはなかったフォローアップミルクや牛乳への移行を経て卒乳するママが多いようです。

 

スムーズに卒乳できたというママが多かったミルク派ですが、こんな苦労話もありました。
「うちは1歳差の年子だったので、上の子が下の子の哺乳瓶を奪っていたり、下の子が飲んでいる時は自分もと言うことを聞いてくれなかったですね」(3歳・女の子のママ)
次の子どもの妊娠を機に卒乳する母乳のママと違って、ミルクだと期限はありません。つい最近まで飲んでいたミルクを見ると、赤ちゃん返りもあってか、うらやましくなってしまうのでしょうね。

おっぱいやミルクを欲しがって泣いている姿を見るのは心苦しいですが、そこはママも踏ん張りどころ。気になる卒乳までの期間は、アンケート結果によると早くて1日、長くても3日でした。卒乳したら離乳食をよく食べてくれるようになったという経験談もあったことから、試練を乗り越えた先にはいいことも待っていそうですよ。

 

(文:河野能子)