どこまで求める!? 子どものマナーに対するママの理想!

晩婚化が進み、子どもを生むママの年齢も変化している現代において、ママが子どもに求めるマナーにも変化が生じているようです。ママは子どもに、どの程度のマナーを身につけてほしいと思っているか、自分自身の、子どもの頃の様子とともに聞いてみました。

子どものころは誰もが夢中になって遊ぶ日々。遊びに夢中で、つい調子に乗ってしまい、あなたが初めて大人から注意を受けた年代は?

1位 小学生 38.7%
2位 覚えていない 38.2%
3位 幼稚園 20.7%
4位 中学生 1.8%
5位 高校生 0.5%

やはり、幼稚園や小学生で怒られた方が多いようです。ではその当時は、みなさんは怒られたことを、どのように感じたのでしょう?

「こわかったです」(4歳・男の子のママ)
「知らない人から叱られるのは怖かったです」(3歳と6ヵ月・女の子のママ)
「ごめんなさいという気持ち」(11歳と9歳・男の子、5歳・女の子のママ)
「悲しかったが勉強になった」(18歳・男の子のママ)
「恥ずかしい気持ち」(12歳と4歳・女の子のママ)
「ムッとした」(6歳・男の子、2歳・女の子のママ)

多かったのは“こわかった”という回答。なかには、具体的なエピソードを、語ってくれたママもいらっしゃいましたよ!

「小学校の低学年のときに担任の先生から相手の子の話だけを鵜呑みにされて一方的に注意をされた。自分からの話は何も聞いてもらえなかったから大人ってみんなそうなの? と、ちょっと嫌な気持ちになったような」(5歳・男の子のママ)
「独身の女教師から叩かれたり怒られたりしたとき、自分のストレス発散しているのではと感じたことがあります」(2歳・女の子のママ)

やはり多かったのが、学校で注意されたエピソード。子どもながらに矛盾や理不尽さを感じたという方も少なくないようです。

「遊びすぎて門限を破ってしまい、母に怒られ家に入れてもらえなかったこと。これからは絶対門限を破っちゃいけないな、と思いました」(3歳・男の子のママ)
「家の裏の公園で大声で騒いでいたらうるさいと言われた。昼間に公園という場で遊んでいて怒られたので、子どもながらになぜ怒られなければならないのかと疑問に思いつつも、知らない大人から怒られるということ自体が怖くて、その後はその人の家付近では遊ばないようになった」(8歳と6歳と5歳・男の子、3歳・女の子のママ)

注意されたことをきっかけに、次からしなくなったというエピソードもたくさんありましたが、なかには、いまでもまだ疑問が残ったままだというママも……。

「小学生のころ、よく通学路無視をしていた。決まったところを歩いた方が犯罪などに巻き込まれたときにわかりやすいというのはあるが、いまだになぜダメだかわからない。ちょっとくらいいいと思う。」(4歳・女の子のママ)

自分自身のことを思い出してもらったところで、今度は子どものマナーとして、最低限身につけておきたいことを聞いてみました。複数回答してもらった結果、次のような結果になりました。

こどものマナーとして、最低限身につけておきたいのは?(複数回答可)

1位 「こんにちは」「さようなら」などの挨拶全般 207件
2位 何かしてしまった時は「ごめんなさい」と素直に謝る 200件
3位 電車内やバス内などの公共交通機関では静かに過ごす 194件
4位 感謝の気持ちを言葉で表す 166件
5位 人の悪口を言わない 131件
6位 食事は残さず食べる 96件
7位 親や先生の頼み事は快く引き受ける 38件
8位 大人同士の会話を邪魔しない 30件
9位 その他 21件

「こんにちは」「さようなら」などの挨拶全般
電車内やバス内などの公共交通機関では静かに過ごす
感謝の気持ちを言葉で表す
何かしてしまったときは「ごめんなさい」と素直に謝る
といったマナーを身につけて欲しいと多くのママは考えているようです。

その他の回答では、こんなことがあげられました。

「言葉遣い」(10歳と9歳と2歳・男の子、7歳・女の子のママ)
「電車の中では子ども(小学生以上)は立っていてほしい」(9歳と6歳・男の子、4歳・女の子のママ)
「人の目を見て話を聞く」(8歳と6歳と5歳・男の子、3歳・女の子のママ)
「自分の言いたいこと、意思を伝えられること」(7歳・男の子、4歳・女の子のママ)

子どもの年齢が大きくなってくるにつれて、求める内容も変化します。また、アンケート結果からみても、子どもの人数が多い家庭には、上記のようにプラスで求めることも多いようでした。

子どものマナーに対して、どのママも基本的には同じ考えのようです。わたしたちが子どもから大人になったように、子どもたちもマナーを通じて大人になっていきます。その間ママたちにできることはなにか、どんなふうに伝えていけばよいか、上手な方法と手段で、子どもに伝えられるといいですね。

(文:豊扇花さと美)